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内製化のメリットはたくさんあります。導入の難しさは確かにありますが、
それでも内製化は企業が真剣に取り組むべき課題だとサードプレイスは考えます。

再び注目されている研修の内製化

■景気が悪くなると予算がカットされやすい企業研修

儲けが少なくなると削られるのが教育予算です。リーマンショック以降、それまで外部に委託していた研修を社内で行うことで費用を抑えようとする内製化の動きが加速しました。最近は景気も上向き研修の数も戻ってきましたが、内製化もまた、形を少しずつ変えながら増え続けています。

例えば、企業がお客様向けに行う説明会や勉強会を外部委託ではなく社員で行えるようにする動きや、新入社員研修を先輩社員にやらせるといった取組みです。社員のスキルアップもできるので一挙両得ですね。

■やってみると意外と難しい研修の内製化

内製化が注目されている理由の一つに、その実行の難しさがあります。コスト削減ばかり気にしすぎると、結局現場に負担が押しつけられ、担当者が疲弊してしまうのです。

講師役に選ばれた社員のサポートもせず、受講者への情報提供も不十分では、研修はうまく行くはずがありません。
研修は講師以外にも、受講生を始めその研修に携わった様々な人材のコストがかかっています。中途半端な研修を行えば、そのマイナスは計り知れません。

そのようなこともあり、研修会社の中には内製化をお勧めしないところもあるのです。

サードプレイスはそれでも内製化をオススメします

内製化のメリットは、社員が社員を教えることから生じる「社員同士の交流拡大」「社内の伝統文化の浸透」「愛社精神の醸成」「自己の能力の再確認」など、たくさんあります。 手間や失敗のリスクを考えれば、外部委託を選んだ方が良い場合もありますが、それでも内製化は企業が真剣に取り組むべき重要課題でしょう。

組織が大きくなり、社員の世代間格差が広がれば、ピンチの際に不可欠な「一致団結」のエネルギーは生まれにくくなります。一方、伝統や慣習など、会社が守るべきものも必ずあります。
研修の内製化は、これらの対策となります。世代や部門を超え、普段会うことがない社員がお互いに切磋琢磨することで、自分の仕事を見つめ直す機会になるからです。

そして、よく言われることですが、「教える人が一番学べる」ということ。聞くよりも見るよりも、自分でやってみる方が学習効果が高いのです。

企業にとって大切な価値観を、社員主導で定着させる。「研修の内製化」には、これほどインパクトがあるのです。

実績のある研修会社と一緒に行うのがベスト

内製化を進めるときに、外部のプロの手を借りずにやるのは危険です。これまで、様々な企業で誤った内製化が行なわれてきました。

例えば、OJT研修※。まだ若い先輩社員にただ「教える役割」を押しつけ、その後は「一生懸命やってくれ」と命じるだけ。そんな乱暴なやり方では、自分の業務もこなさなければならない彼らにとって、余計な負担が増えるだけでした。

サードプレイスは、そうした誤った内製化の結果生じた問題の救済を頼まれたりするのですが、起こってしまったことを元に戻すのは簡単ではありません。 せっかくの人材が「もう二度と講師役はごめんだ」と思ってしまっては企業にとっても損失でしょう。

また、心のケアも重要です。「教える」ことは人間同士の高度なコミュニケーションであるが故難しく、責任も伴うため、深く悩んでしまえば時に心の病に陥ることさえあります。

どこに落とし穴があるのか

最近、内製化をサービスメニュー化している研修会社もありますが、内容は様々です。一方、選ぶ側も明確な選択基準を持っていないのが実情でしょう。

そこで、内製化にご興味のあるクライアント企業様に、協力を仰ぐ研修会社を選択する上で参考になるようなお話をしたいと思います。

内製化を進める際に行なうことは、主に2点です。

  • ■社内の人間が興味をもつ内容にする。
  • ■自社の問題解決につながる有効性を
    もたせる。
  • ■プロではない社内講師でも扱える
    レベルにする。
  • ■講師業務がもたらすストレスへの対処法を
    教える。
  • ■社内講師に、作成したプログラムをしっかり
    理解させる。
  • ■受講生との双方向のやり取りができるように
    デリバリースキルを教える。

もっとも難しいのは講師育成

内製化における一番の問題は、講師育成です。
講師のレベルが上がれば、その分教育プログラムを高度化することもできます。 逆にそれができなければ、いくら良いプログラムが完成しても、上手に教えることができず、受講生は消化不良。それではせっかくのオリジナルプログラムも宝の持ち腐れになります。
ところが、講師育成はプログラム開発よりも格段に難しい。その理由は3つあります。

サードプレイスは様々な企業で内製化のお手伝いをさせていただいていますが、もともと講師育成を得意とする会社です。これまで独立講師はもちろん、大手研修会社の所属講師や企業経営者に対して、講師スキルを教えてきました。
また、サードプレイスが開発するプログラムは、講師力を担保にした双方向のやり取りがふんだんに盛り込まれている、オリジナリティの高いものです。
「研修の内製化」は、講師育成を並行してしっかり行なうことで、大きな効果を発揮します。結局、プログラムを生かすも殺すも講師次第なのです。 面白いことに、彼らが育てば、やがてプログラムも自主作成できるようになり、内製化のレベルも上がっていくのです。

サードプレイスでは、内製化プロジェクトが終了した後も、定期的に講師の方々のスキルアップや情報交換の機会を提供していますので、こちらもご活用いただくと講師の成長が継続し、より内製化の効果が上がるでしょう。

 

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